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毎日形が変わったり、出る時間が違ったりで、気まぐれで、どこかそぞろな月は、古来から人々に親しまれ、時に恐れられ、また、どこか不吉なしるしでもあり、とにかく、人々の心をいろいろにとらえます。例えば、月と太陽。どちらを描いた絵画が多いのでしょうか。絵画が「光」とすれば、すべての絵画は太陽を描いているともいえますが、そのものを描くとなるとどうでしょうか。音楽ではどことなく「月」のほうが多いように思えますね。また、映像や画像でも、活字媒体でのタイトルなどでも月のほうが多いようにも思えます。俳句の季語にも月に関わるもののなんと多いことでしょう。生涯2万句を詠んだといわれる小林一茶にも月を歌った俳句が数百あるそうです。恐らく、文化的意味という面で月ほど多様な天体はないのでしょう。
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